●馴鹿戯言●

みなさんこんばんは!トナちゃんです!!

shinjuku_。

僕がその人と出会ったのは大人のお店。

日本人ではなく、おそらく南国の人だ。

フィーリングが合って普通に連絡を取り合い遊ぶ仲になった

初めて二人で飲みに行く事になり待ち合わせた新宿へ

 

待ち合わせてすぐその子が知り合いの店で飲もうと言ってきた。

向かったのは歌舞伎町

僕は20代前半、歌舞伎町は危険なイメージだったが若さは無敵

大人ぶってその子とくっついて歩き、案内されて着いたのは

看板もない、アパートの入り口のような所から暗い階段を地下へと降りていく

 

これはボッタクリか怖い人がいるかも、とドキドキしながら重い扉を開く

中も暗くて周りがはっきり見えないほどだ。

 

目が慣れてきて辺りを見回すと

怖い人はいない

ボッタクリでもなさそうだ

 

それ以前に日本人が僕しかいない。

アフリカ系アメリカ人の方が埋め尽くす店内でみんなと挨拶する彼女

これは、命の危機??

 

でも僕は楽しもうと決めて彼女のところに行き

テキーラショットを二杯頼む

彼女は周りの屈強な男たちと話している。

 

少し酔いが回ってきた時、その子にダンスに誘われた

日本人は踊りの習慣も経験もない。

そんな僕が踊ったのは、ロボットダンス

今思えば体を揺らしたり日本のライブと同じ感じでノれば良かったのにと思う

 

酔うと国は関係なくなる

普段ならこんな環境で、しかもロボットダンスは無理っていう時に

全力でロボットダンスを踊った。

もう心は無!そう、僕はロボットになったんですね←嘘つけよ

 

酔った僕は歯止めが効かずテキーラを大量に流し込み

周りの人と打ち解けて勝てない腕相撲や腕組みテキーラ

そして飲み比べ。

 

ふと気がついた。

連れてきてくれた彼女を忘れていた、、、。

何度か声をかけてくれたが新しい環境の刺激と酒に溺れる僕に愛想を尽かし

その子は先に店を出た。

 

その時の彼女はここに案内された時にしていた僕の顔と同じ顔をしていた。

 

そんな若かりし頃の

新宿 アンダーバーでの思い出。