●馴鹿戯言●

みなさんこんばんは!トナちゃんです!!

東京音頭は甘酸っぱい。

僕が中学生だった頃のお話を一つ

 

夏休み近所の公園で盆踊りがあって

僕は終わったらアイスを貰えるので顔を出した

 

その公園は広くて奥には屋根付きの休憩場がある。

 

そこに同級生を発見していつも通り挨拶

ふざけ合っていると隣には初対面の女の子

Cちゃんと呼ぶ事にします。

 

みんなでギャグをしたり可愛い下ネタを言ったり

ガキンチョ、通常運転。

 

Cちゃんは近くに住んでいないけれどたまたま友達に連れて来られて来たそうだ

ノリが良くて僕の言う事にいちいちリアクションしてくれて

僕も調子に乗ってふざけ倒していた

 

盆踊り後のアイスを取って来てあげて

 

馴鹿「はいどうぞ!熱いから気をつけて」

とアイスより寒いギャグを挟みつつ渡すと

 

Cちゃん「馴鹿、彼女いるの??」

 

僕はこの頃「彼女」という存在はどうせ自分には無関係だと思っていたし

友達と大乱闘スマッシュブラザーズ(64)を遊ぶ

ガキンチョだったのでビックリ!!

 

でもダサいと思われたくなくて

 

馴鹿「いないけど?」

 

ふーんで終わるだろうと思っていたら

 

Cちゃん「じゃあ私と付き合おうよ」

 

内心ドキドキバクバクチキンボーイだった癖に

彼女の方を抱き

 

馴鹿「おう、じゃあ今日からお前俺の彼女な!」

とクールぶって決定

 

その後すぐ連絡先を交換。

だが家電しか使えなかった時代

ガキンチョは緊張と舞い上がりでそこまで考えてなかった

 

翌日

母「馴鹿、Cちゃんって子から電話!!」

 

僕は友達と大乱闘中

 

馴鹿「い、いないって言って」

 

これはすごく嬉しかったんですが僕がガキすぎました

友達の前で彼女と話す+親の前で

と言うのが耐えられずその後何日か連続で来た電話も出ませんでした。

 

ある夜姉に呼ばれ、彼女がいるか聞かれていると答えて状況を説明すると

 

好きならちゃんと付き合う

ダメなら謝って別れろと言われて

 

後日電話して

馴鹿「やっぱりあの後考えたけど、付き合うのが急だったから友達に戻ろう」

と言ったら

Cちゃんは怒って僕に別れを告げた。

 

ダメ男なガキンチョのお話でした。

 

〜後日談〜

Cちゃんとはその後僕も何度も謝り

話してくれるようになって大親友になりました!!