●馴鹿戯言●

みなさんこんばんは!トナちゃんです!!

若い頃は謎も魅力のうち。

あれは20歳前後

 

僕は友達にギターでバンドに入ってくれと頼まれて

あるバンドに参加する事になりました!

 

ボーカルは芸能活動をしている女の子で

名前はEちゃんとします。

 

ドラム、ベースも僕の友達

Eちゃんは芸の幅を広げる為バンドをやってみたいとの事で

バンドを組んでいてある程度色々な楽器の僕に白羽の矢が立った訳です。

 

Eちゃんは少し歌はイマイチでした。

なのでとりあえず音程を合わせることから始めて

懐かしいけど心に残っている

AIさんの「STORY」

NANAの主題歌「glamorous sky」

 

を演奏することに。

Eちゃんは芸能界にいますがガッツリでは無いので

結構上から物を言ってきます

 

僕は出来ているので文句は言われませんが

ある日の練習

 

Eちゃん「私が見つめればだいたい惚れるよ?」

と喫茶店で言った後で友達に上目遣いをすると

友達が「ヤバイ、可愛い」とか言ってチヤホヤするクソゲーが展開されていて

 

案の定僕にもやってきたのですが

僕ははっきり言ってそういう人が大嫌いなので

「うぜえから辞めろよ」

と言ったら

Eちゃんはやめずにヒートアップ

僕は無視し続けるという謎なコントがこの日から始まりました。

みんなオチが欲しかったんでしょうね。

 

Eちゃんには行きつけのバーもあって

僕らもよく通ったんですが

とにかく毎日のように朝まで飲む

 

朝からカラオケに行ってガンガン飲んで

遊びまくる。

 

歌、上達する気ぜろだったんですよね。

 

夏も馬鹿騒ぎをして海に行ったり

花火をしたり、、、、

 

ただの青春でした。

 

僕をバンドに誘った親友はEちゃんが好きだったのですが

付き合っていると言うよりペット的な扱いでした。

 

自分は遅れるのに友達が遅れると説教

自分が忘れたのにタバコを友達に買いに行かせたり

 

しばらくは我慢できたのですが

ある日僕はその子にガンギレ。

 

「俺はこいつに言われたからバンド入ってるけどこれ以上こいつを悪く言うならやめるよ?

調子乗んのもいい加減にしろよ?あ?」

 

みたいに言ったらEちゃんは泣いてごめんなさいと言い出した。

それからは少しマシになった、、、が

カラオケに行ってベース友達の頭からピッチャーでビールをかけてた時←は?

 

Eちゃんが急に

 

「実は私好きな人が出来たんだ」

と言い出したので

 

イケメンなギター担当かと思ったら

まさかの

 

Eちゃん「お前だよ」

と言われて恋が始まりました。

 

思えばこれは上目遣いが聞かないならピュアに告白したら

どうなるか試されていたんだと思います。

 

敗北、、、。

 

Eちゃんは同時進行でバーのスタッフ(年上9と付き合っていて

僕は嘘をつかれるのも嫌なのでさよならしました。

 

Eちゃんは結局バンドの誰とも付き合わず

今はお母さん。

 

名前も本名か不明、年齢も不明

僕を好きで告ったかも不明

 

そんなグレーな恋のSTORY。